TRITON  TR-20PDC

 Length 19’65”
 Beam  91”
 MaxHp 200hp
 Weight 1570lb 
  試乗艇スペック
  YAMAHA V-MAX 200HP
  MG 767    

 

  トライトンのTR20。ちょこちょこマイナーをしているので、現行では少しサイズが変わっちゃってますが、ほぼ現行です。(見た目の違いはほとんんどないようです)。新しいメーカーなのに、一気にメジャーへ躍り出て、かなり日本でも売れているようなのですが、造ったお方が、アールベンツと言う有名な方らしく、乗り心地の良い「ストラトス」やOMC系の「ジャベリン」なんかを過去に手がけているらしく、なるほど納得と言う感じです(笑)<よくわかってない(笑)
  で、印象なんですが、まず思ったのは、「どのボートとも違う」と言う感じを強く受けました。例えばレンジャーっぽいとかチャンピオンっぽいなんて表現が出来る場合が多いと思うんですが、トライトンに関しては「トライトンだぁー!」と言う主張みたいなものを強く受けました。暴力的な加速を見せ、波に突き刺さっていくような感じなのに、滑空感もあり不思議な感覚。波を越えるとすごくハルの硬さを感じる音と強度。なのに乗り心地は柔らかく、ハンドルを切れば恐ろしいほどよく曲がる。すごくよく出来たボートだと思います。あと、特筆すべきは、各部の細かな造りです。ひじょうに丁寧に作られており、しかも一つ、一つが、かなり考えられている点には驚きです。例えば、コンソールのウインドーシールド。見た目はへんてこな卵型なんですが、完璧に風を防いで、帽子をかぶったままの走行でも問題なく、しかも巻込み風もほとんどありません。極端な話、裸眼での全開走行をもこなす勢いなんです(笑)。すばらしいっす。あと、パッセンジャー用のロッドホルダーも完璧で、数本づつ2段に水平固定でき、しかもリールのスペースまであるり、ストレージもプラノをそのまま突っ込めたりと、ひじょうに芸が細かで、ほんとに丁寧です。他にも、イスの縫い込みや質感、カーペットの端の処理や毛並み?(笑)。などなど、挙げれば切りがありません。「職人が丁寧に・・・」と言う表現が合うように思います。
  あと、気になったのは、運転席部分がボートの中央部よりにある為、バランス的にリアのデッキが広く、前のデッキが狭くと言う格好になり、その上、先端部がかなり細身のデザインなので、実質的に釣りで使えるスペースが狭くなっている点です。あと、静止安定性に関しては合格点ではあるものの20feetと言うサイズを考えれば、もう少しあっても良いような気もしました。ただ、何回も書いてますが、「走り」「安定」共に満点と言うボートは存在しませんので、このトライトンの「走り」の性能を考えれば、十分すぎるような気もします。どちらかと言うと走りに重点を置いているような感じを受けましたが、これこそ「バランスの取れたボート」と呼べる、かなりの優等生でした。 あ、これで、価格が安いと素晴らしいんですが、当然、価格も高めの設定です。あしからず(笑)。
 
トライトン独特のサイドビュー 先端は細くなっているのでデッキ面積は狭い
分かりにくいですが、尖ったイメージの割には柔らかなハル。 曲線をイメージする柔らかく、凝ったデザイン。
乗り心地の良さも工夫から来ているんでしょうね
高級感たっぷりの木目インパネ
造りもひじょうに丁寧です。
デッドワイラーのマニュアルジャック。扱いやすさに一役かっています。


◆勝手に採点表◆

静止安定性
釣りやすさ
走波性
走行時安心感
スピード
装備
作り
収納性
★★★
★★★★
★★★★
★★★★
★★★★★
★★★★★
★★★★★
★★★★
(あくまで素人の私が感じた感想なので一つの意見として聞き流してください) 
 

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